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【予告編集】大重潤一郎監督作品

『黒 神』処女作 1970

『光りの島』1995

『風の島』1996

『縄 文』2000

『原郷ニライカナイへ―比嘉康雄の魂―』2000

『ビッグマウンテンへの道』2001

『久高オデッセイ第一部 結章』2006

『久高オデッセイ第二部 生章』2009

『久高オデッセイ第三部 風章』2015

沖縄テレビ・報道特集15/11/26

大重潤一郎監督遺作『久高オデッセイ』

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2000年、梅原猛先生が初代館長を務められた、福井県三方町の「縄文博物館」の常設展示の映像「縄文」を大重潤一郎監督が制作にあたった。梅原猛先生はその時、「縄文博物館」の開館にあたって、次のような挨拶文を寄せられています。


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若狭三方縄文博物館[DOKIDOKI館]は平成12年4月に開館いたしました。これは若狭町がつくった、縄文をテーマにした博物館で、この町から縄文に関するいろいろな情報を発信し、縄文を基点にしたまちづくりをしようとするための施設です。


若狭三方縄文博物館は、低湿地遺跡として広く知られている鳥浜貝塚を検証し、その文化を継承していくこと、さらに縄文から学ぶという姿勢をもつこと、この2本柱のもとに建設が計画されました。


私は日本文化の基層には縄文文化があると考えていますが、このことを認識することにより、いま私たちが抱えている環境問題をはじめとした 諸問題に光をあてることができるのではないかと考えています。そうしたことから、いま縄文に目を向けることが必要であると思い、縄文博物館の館長をお引き受けいたしました。


三方湖のほとりに開館いたしましたこの博物館は、環境考古学の視点による展示も設けられており、環境を考える博物館としても発信をしていきたいと思っております。
このホームページをご覧のうえ縄文博物館を訪れていただき、縄文に関してより深く認識していただければ、また少しでも縄文文化の理解にお役立ていただければ幸いです。

 

 

同館HP:http://www.town.fukui-wakasa.lg.jp/jomon/ より

 

 

鎌田東二著「長篇記録映画『久高オデッセイ』第三部・風章の制作にむけて」より